【一眼レフの良さについて改めて考えてみた】いま一眼レフを使う決定的な理由はコレ! | 写真のネタ帳

【一眼レフの良さについて改めて考えてみた】いま一眼レフを使う決定的な理由はコレ!

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EOS-1v

長年「キング・オブ・カメラ」の名をほしいままにしてきた一眼レフですが、近年のミラーレスカメラの台頭、スマホの普及、高級コンデジの登場によって、その存在感が薄くなっている印象は否めません。

参考:【ミラーレスは一眼レフを超えた!?】ミラーレスが一眼レフを超える意味とその後の写真のゆくえ

参考:【一眼レフとミラーレス一眼の違い】あなたにマッチしているのはコッチです

参考:スマホのカメラで写真を撮るコツと楽しみ方

参考:【高級コンデジとは?】用途から具体的な使い方まで徹底解説! 

とはいえ、その堂々たるボディ同様、まだまだカメラ界に君臨するゴッドファーザーであることには変わりありません。

今回はそんな若干斜陽めいてきた感もある一眼レフにスポットを当て、改めてその良さを再確認してみましょう。

なんといっても一眼レフ全盛の時代に歩みを共にしてきた我々の世代にとっては、カメラといえば一眼レフのことであり、一眼レフがすなわちカメラでした。

多少の感傷も込めて、振り返ります。

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一眼レフとは

いちおう一眼レフについておさらいしておくと、一眼レフとは「カメラの形式」のひとつです。

その特徴は2点に集約されます。

  1. 撮影レンズの画像を
  2. 光学的に見ることができる

です。

撮影レンズの画像を見ることができる

一眼レフのファインダーは、撮影レンズを通過してきた画像です。

つまり、「それがそのまま写真に写るよ」という画像です。

まあ、デジカメ世代の感覚からしてみれば「え、そんなの当たり前じゃん」と思われるかもしれませんが、デジタル以前は撮影画像をそのまま見れるのは一眼レフという形式だけでした。

いわゆる大判カメラ(ビューカメラ)も撮影レンズの画像をそのまま見れますが、上下左右逆像になります。

ビューカメラのファインダー

ビューカメラのファインダー © Guillaume Piolle

光学的に見ることができる

そして一眼レフではその画像を「光学的」に見ることができます。

光学的とはつまり、液晶に映った画面などではなく、「生のまま」ということです。

一眼レフのファインダー

キヤノン EOS Kiss X70のファインダー

コンパクトデジカメやミラーレスカメラ、そしてスマホなども、撮影レンズの画像をそのまま見ることができますが、その画像を見るのは液晶画面上です。

逆に、レンジファインダーカメラのファインダーは、「生のまま」の光学式ではありますが、その画像は撮影レンズとは別の、本体直付けのレンズを通した画像です。

ですから、撮影レンズを通過してきた「それがそのまま写真になるよ」という画像ではありません。

ツァイス イコン シルバーボディ

レンジファインダーカメラ

上記の写真で言うと、右上の四角い窓が、レンジファインダーのファインダーです。

ボディに直付けであり、撮影レンズとは別個の光学系になっています。

つまり一眼レフは、

  1. 撮影レンズの画像
  2. 光学的に見ることができる

という、唯一無二のカメラなのです。

一眼レフの素晴らしさ

そうです、一眼レフの素晴らしさは何と言ってもこの点です。

撮影レンズの画像を光学的に見ることができる!

撮影レンズの画像を見ることができるカメラはたくさんあります。

デジカメは、ほぼ全てそうです。

光学式ファインダーを備えたカメラもたくさんあります。

一眼レフ以外のフィルムカメラは、ほぼ全てそうです。

しかしこの2つを同時に兼ね備えたカメラは、一眼レフだけです。

そこが一眼レフカメラの、唯一無二の存在意義です。

撮影レンズの画像が見れることのメリット

撮影レンズの画像が見れることのメリット。

それはもちろん写真になる画像をそのまま見れるということです。

これは写真に写る範囲、つまり画角を確認できるというだけの話ではありません。

ボケや歪みもひっくるめた、撮影レンズの特徴を全て反映した画像です。

ソフトレンズならソフト具合、シフトレンズならシフト具合、フィルターをかませたならその効果も、全部です。

つまり、撮影結果を撮る前に確認できるということです。

逆に、これがわからないことには絵作りができません。

一眼レフは「絵作り」に適したカメラなのです。

レンジファインダーってどんなカメラ?一眼レフと比較しながら、その特徴と利点を明らかにします。きっと上級者ほど、その魅力に取り憑かれることでしょう。

(↑一眼レフとの比較でレンジファインダーを説明しています。一眼レフの特徴もよくわかります)

一眼レフが豊富な交換レンズをラインナップできたのも、この点が大きいでしょう。

どんなに特徴的なレンズでも、その特徴を肉眼で確認しながら撮れるのです。

そしてその豊富な交換レンズ群がまた、一眼レフにユーザーを引き寄せる要因にもなっています。

スマホを含めたデジタルカメラも同じく、撮影レンズの画像を、撮る前に見ることはできます。

デジタルカメラは撮影レンズを通過した画像をセンサーに取り込み、その画像を液晶画面に表示していますので。

ですから今どきの人には、撮影レンズの画像を事前に見ることは、別に当たり前かもしれません。

しかし、一眼レフにはもう1点、そのファインダー画像が光学式という大きな特徴があるのです。

ファインダーが光学式であることのメリット

ファインダーが光学式。

では、光学式であることのメリットとは何でしょうか。

液晶と光学式はどう違うのでしょうか?

まず、液晶は表示の遅延、つまりタイムラグがその特徴として挙げられます。

現実の進行からワンテンポおくれて、画面に表示されるということです。

ですから、画面を見ながら写真を撮っていると、「今」と思ってシャッターを切っても、現実はすでに終わっている、ということが起こり得ます。

ただし、この液晶のタイムラグについては、技術の進歩により、かなり改善されてきています。

そして、今後技術が進めば、もはやそこは気にしなくてもいい要素になるでしょう。

そうなると違いは、感覚や印象、フィーリングといった部分になってきます。

「一眼レフとミラーレスの違いがわからない。いや違いはわかるけど、それが何を意味するのかがわからない。よってどっちを選んだらいいかわからない」今回はこのような声にお答えします。どなた様も必ずどちらかが選択できるように話が進んでいくので、お悩み中の方はぜひ読んでみてください。

液晶とリアルな生の画面の違い

例えばお芝居や舞台を観るとき、あるいはスポーツ観戦のとき、テレビで観るのと生で観るの、どちらがお好みですか?

液晶と生の違いは、言ってみればそんな感じです。

「便利さ」で言うと、液晶でしょう。

今どきの液晶画面は情報も豊富で、表示の切り替えも可能、またタッチで操作できたりと、かなり進化しています。

便利に使うのなら、液晶のほうがずっと便利です。

観劇やスポーツ観戦も、テレビのほうが解説が入ったり、ベストなアングルを映してくれたり、関連情報が表示されたりと、かなり快適に観ることができます。

それでもやはり、生の臨場感を選ぶ人は少なくありません。

観客席が観客で埋まっているのは、生で見たい人がそれだけいるということですから。

一眼レフの生の画面の良さは、つまりソレです。

現場との一体感、生の気持ちよさ。情報を加工しない、そのまんまの気持ちよさです。

一眼レフの良さの核心

なんで一眼レフを使うのか。

それは 気持ちイイからです。

もはや理屈でも合理性でもありません。

便利?ラク?使い勝手?それがどうした。

気持ちがイイに勝る理由など、この世ありますか?という話です。

初めて一眼レフを使う人は、例外なくそのファインダーに感動し、酔いしれます。

「なんて気持ちがイイんだ…」

撮影レンズの描き出す世界は、光のマジックです。

超広角の異次元な世界観から、望遠レンズのドリーミーなボケ。

マクロが描き出す神秘の世界から、ズームレンズのダイナミックな画角の変化。

それらを生のまま楽しむのは、それだけで気持ちのいい出来事です。

便利なだけでは味気ない。

いかに効率よく所定の結果をゲットするかという発想だけが写真ではありません。特に趣味の写真においては。

一眼レフは「ファインダーを見ること」それ自体が快感であり、喜びです。

レンズが描き出す世界に酔いしれ、ただ「見ること」を喜ぶ。

「光ってこんなにも喜びなの?」「世界ってこんなにも楽しいの?」

一眼レフの良さの核心は、写真の核心そのものです。

まとめ

かなり感傷的にまとまりましたね。

なぜなら一眼レフはセンチメンタルなカメラだからです。(笑)

一眼レフはセンチメンタルが理解できないと、理解できないカメラなのです。(笑)

合理性ならミラーレスです。

これからの時代は、間違いなくミラーレスです。

我々は今、大きなパラダイムシフトの真っただ中にいます。それは「一眼レフからミラーレスへ」というシフトです。これは何気にカメラ史上の実に大きな変革です。今が一体どういう時代か、そして今後どうなっていくのか!?歴史的観点をふまえて包括的に解説します。

一眼レフは、過去のカメラになります。

しかし、消え去ることはありません。

なぜなら、人間はセンチメンタルな生き物だからです。

一眼レフは過去のカメラとなることによって、よりセンチメンタルな存在になるでしょう。

多少の感傷を込めて振り返りました、今回の一眼レフ。

合理性が幅を利かせる今このタイミング、改めてその良さに酔いしれてみてはいかがでしょうか。

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