これはスゴいレンズだ!カールツァイス「C Sonnar T* 1.5/50 ZM」レビュー

これはスゴいレンズだ!カールツァイス「C Sonnar T* 1.5/50 ZM」レビュー

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C Sonnar T* 1.5/50 ZM

前回オールドレンズの話なども出ましたが、今回はレンズの「味」についての、ちょっと面白い話をしましょう。

筆者はオールドレンズのいわゆる「味」が全然理解できない人で、オールドレンズについては、ただのプアな写りという身もフタもない感想しか出てきません。すいません。(笑)

「レンズはちゃんと写ってナンボ。個性出すなら写真の内容で出せや」

というのが基本的なスタンスです。(笑)

しかしながら、そんな筆者が唯一惚れたレンズがあります。

それが今回ご紹介する、

カールツァイス(Carl Zeiss) 「C Sonnar T* 1.5/50 ZM」

です。(実際に作っているのは日本のコシナという会社です)

長いカメラ人生の中で、「いいレンズ」「よく写るレンズ」「素晴らしいレンズ」にはたくさん出会いましたが、好きなレンズはこれひとつです。

なんで?!

なにがそんなに?!?!

というところを、今回はお話していきたいと思います。

レンズの魅力はホントにスペックじゃないですよね、前回のクラシックカメラの話にも通じますが。

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カールツァイス(Carl Zeiss) 「C Sonnar T* 1.5/50 ZM」とは一体どんなレンズ?

まずはメーカーのHPからチェックしてみましょう。

伝説のツァイス大口径レンズ「ゾナー」のレンズ構成を継承。絞り開放では柔らかく、自然で大きく美しいボケ味をもち、絞れば画面全体におけるコントラスト・解像力が向上した鮮鋭度の高い描写が得られるレンズです。

とあります。

伝説とかは正直わかりませんし、「やわらかい描写」「美しいボケ味」といった主観的な言い回しも、感じ方は人それぞれなので、そこは飛ばしましょう。

あやふやな言い回しを省いて、このレンズの特徴としてハッキリと言える客観的な事実。

それはこのレンズの構成がゾナータイプであるということです。

それこそがこのレンズの最大の特徴です。

レンズ構成とは

写真用の交換レンズは、1枚のレンズで構成されていることは、ほぼありません。

必ず複数枚のレンズを組み合わせて作られています。

レンズの収差を取り除いて高い画質を得るために、そのような複数枚の構成を取るわけですが、どのような構成にするかは、設計者の考え方によります。

この「ゾナー」というレンズは、カールツァイス社のルートヴィッヒ・ベルテレ博士という人が、1929年に発明したレンズ、となっています。

かなり昔に発明されたレンズですね。

50mm標準レンズにおけるレンズ構成

そして、一般的に50mmの標準レンズにおけるレンズ構成は、このゾナータイプではなく、「ガウスタイプ」(ダブルガウス、プラナーとも呼ばれる)という構成を取ることがほとんどです。

ゾナータイプ

ガウスタイプ

上記コシナHPより

その理由は、カメラのメインストリームとなった一眼レフにおいて、ゾナータイプだとレンズの後群が張り出すゆえに、ミラーボックスと干渉してしまうからです。

ソナータイプは、レンズ後端からセンサー面までに一定のスペースが必要な一眼レフでは使えない構成というわけですね。

それに加えて、ゾナータイプのほうが収差の補正が困難であったり、利点である高いコントラストも、コーティング技術の発達によりガウスタイプでもそれほど問題とならなくなった点も理由のようです。

そんなわけで、一眼レフがカメラの主流となる前にはゾナータイプもたくさん存在したようですが、現在ではほとんどありません。

すなわち、オールドレンズではない、現代の技術によって作られた現行機種のゾナータイプの50mmは、非常にめずらしい存在となっています。

C Sonnar T* 1.5/50 ZM の魔術的魅力

そんな「C Sonnar T* 1.5/50 ZM」ですが、実は筆者、このレンズを一度手放して、また買い戻しています。(笑)

「なにやっとんねん」というその顛末を知ることは、このレンズ独特のキャラクターを理解するよい手掛かりになると思いますので、まずはそこをお話しましょう。

C Sonnar T* 1.5/50 ZM 購入顛末

最初にライカ用の50mmとしてこのレンズを買ったのですが、実はこのレンズ、最短撮影距離が90cmと、レンジファインダー用の50mmレンズとしては少々長いのです。

まあハッキリ言って買うときにはそこまでチェックしていませんでしたよ。

今どき50mmでそんなに長い最短があるとは夢にも思いませんでしたから。

しかし、この「寄れない」という点が、実際の撮影において、じわじわとボディブローのように効いてきます。

本来撮れて然るべき絵が撮れないのですから。

そもそも、ライカの最短である70cmですら長いのに、90cmはなおさらです。

それ以外は全く不満は無かったのですが、「あー寄れねー」というストレスから、結局このレンズを売り払い、もっと寄れる「NOKTON 50mm F1.5」というレンズに買い直しました。

この「NOKTON 50mm F1.5」がまた非の打ち所のない優等生レンズで、実に溜飲が下がる思いがしたわけです。

「寄れる」「明るい」「どの絞りでもシャープな安定した画質」「コンパクト」。

このレンズのおかげで、何のストレスもない撮影が出来るようになりました。

「あースッキリした!」と、ハッピーエンド。

いや~、めでたしめでたし。

とはなりませんでした。(笑)

もちろん、NOKTON 50mm F1.5によるハッピー撮影ライフは続いていたのですが、その中でも、あのゾナー50mmの「描写」がずっと頭の中にあったのです。

というか、ノクトンの優等生的なソツのない写りに触れれば触れるほど、ゾナーの独特さが逆に浮き彫りになってくるのです。

いや、使いにくいですよ、正直ゾナーは。

寄れないし、フォーカスシフトといって、絞り値による焦点移動があったりして、近接でのピントが合いにくかったり。

しかし、その描写!

どおにも心に残るその描写力によって、超優秀な50mmに乗り替えたにも関わらず、また昔のレンズを買い戻すという暴挙に出るわけです。

まるで安っぽいメロドラマのような展開ですが、これは実話です。(笑)

C Sonnar T* 1.5/50 ZM の描写

では、そんな魔術的なレンズの描写とは一体どんなものでしょうか?

普通の50mmとこのゾナーの違いは、その「レンズ構成」でした。

でもレンズ構成によって、そんなに描写が変わるものでしょうか。

結論から言うと、違うんですよ、全然。

「レンズの味」の正体とは?

描写の話の前にみなさん、こんな経験はありませんか?

ネットや雑誌で見るレビューの比較画像では、違いが全然わからないけど、自分で実際に使ってみると、ハッキリと違いがわかる、ということが。

これは本当に不思議なのですが、他人の画像だと違いが全然わからないけど、自分が撮った画像だとよくわかるんです。

わかるというか、感じるんですね。

それは、その画像を撮った撮影経験も含めて、トータルで感じるものがあるからなのか何なのかよくわかりませんが、とにかくカメラにしてもレンズにしても、自分で実際に使ってみると、他からの情報だけではわからなかったことが、よくわかります。

前回もそんな話でしたが。

ですから、みなさんもこの記事を読むだけでは、あんまりピンと来ないかもしれません。

そして、実際に使ってみたからといって、筆者と同じような経験をするとも限りません。

このどうしようもなくパーソナルな経験こそが、「レンズの味」あるいは「カメラのフィーリング」といった、捉えどころの無いものの正体です。

ですから、このレンズについての感じ方も「誰にとっても必ずそうだ」というわけではないので、その点はお含みおきください。

C Sonnar T* 1.5/50 ZM の描写

というわけで、この「C Sonnar T* 1.5/50 ZM」の描写。

これは以前の記事にもチラッと書きましたが、見慣れた50mmとは違います。

庶民の味方、コシナ製Mマウントレンズを使っている人もたくさんいることでしょう。今回はそんなコシナ製レンズの中から、50mmをピックアップしてレビューします。同じ50mmでもこれだけ個性が違うのかとびっくりです。実使用レポートもあり。

絞り開放付近ではやわらかくて密度のある写りです。

「情緒的」と言ってもいいかもしれません。

情緒的な写真の内容にはよく合うと思います

とにかくこのレンズの印象は、「みっしりとした密度」です。

豊かな色味とボケ具合で、「甘い蜜のような描写」とも言えるかもしれません。

上記の記事からの抜粋ですが、まあ言葉にするとそんな感じです。

正直最初にこのレンズを買った時は、描写のことなんて全然頭になかったですし、ましてやレンズ構成なんて考えもしませんでした。

ただ単に明るくてコンパクトだという理由で買ったと思います。

まあ明るさの割りにコンパクトなのが最大の理由かな。

でも実際に使ってみると、今までのレンズとは違う描写だということは、ハッキリ感じ取ることができました。

実際の写真はこんな感じです↓

C Sonnar T* 1.5/50 ZM

わかります?

わかんないですよね。(笑)

自分も他人だったら、この写真をパッと見せられても、正直何がいいのか全然わかんないと思います。

でも、自分で撮ればわかるんです。

「あ!」「えっ!?」「ファ!?!?」って。(笑)

実に不思議なんですが。

C Sonnar T* 1.5/50 ZM 独特の「ボケ」

まずですね、ボケが独特です。

このボケを見るとですね、今までのボケがいかにザワついていたかがわかります。

今までのボケがやんちゃな子どもだとしたら、このボケは落ち着いた大人という感じです。

なんかしっとりとまとまってるんです。

正直今まで、写真においてボケ味についてはあまり気にしてこなかったですが、このレンズのボケについては、思わずそこに目が行く吸引力があります。

昔、ミノルタのSTFレンズという、ボケをなめらかにする仕掛けを盛り込んだレンズを使ったこともありますが、あれはちょっと「ヤラセ」っぽさもありました。

レンズエレメントに、ボケをなめらかにするフィルターのようなものをかませて、なめらかなボケを人工的に作り出しているのです。

確かになめらかではありますが、どこか整形美人みたいな「作られた」感じがするんですね。

(ちなみにあのレンズについては手放したまんま、また買い戻すということはありませんでした)

このゾナーのボケは、レンズ特有のナチュラルなボケでありながら、なおかつ他に例を見ないスムーズさがあります。

ちゃんと生のレンズの雑っぽさを残しながら、なにかシルクのヴェールでうっすら覆ったような、やわらかみと品の良さがあるんですよね。

全然わかんないと思いますが。(笑)

C Sonnar T* 1.5/50 ZM 独特の「シャープネス」

そして、このゾナー。

絞り開放付近では現代のレンズのように、シャッキリとしません。

ピシッとピントが来ない感じです。

「rounded sharpness」とツァイスが表現するように、「丸みを帯びたシャープネス」です。

(絞ればビシバシにシャープではあります)

そしてこのレンズには、「フォーカスシフト」という特性があります。

レンズの絞り値によって、ピント面が前後に移動するのです。

F2でバッチリだったピントは、F1.5で手前に移動し、F2.8で奥に移動します。

実画像がファインダーで確認できる一眼レフならいいのですが、レンジファインダーカメラだと、ファインダーで実画像のピント面が確認できません。

つまり、特に近接撮影において、ちょいちょいピントが外れるのです。

この、「ちょっとピンぼけ」な感じがまた、シャッキリしない画面の印象を増長します。

ちょっとピンぼけ

総合的なゾナーの写り

そして独特のなめらかなボケも勘定に入れると、総合的なゾナーの写りは、画面全体が「モヤっ」とした写り、と言えます。

つまりこのレンズは、全体性」「全体の雰囲気で描写するレンズです。

多少ピントが外れていようが、そんなことお構いなしに「ドンっ」と全体の雰囲気を渡してくるのが、このレンズです。

この点はおそらく、日本人の感性にもマッチすると思います。

写真のボケの「なんかイイ感じ」の根拠は、歴史や文化につながる意外と壮大なものでした。そしてそれらを踏まえると、ボケに対する見方もまた違ってきます。今回はボケの扱いをさらにステップアップさせるための「ボケ講座」基本編です。

C Sonnar T* 1.5/50 ZM 独特の「魅力」

そんなゾナーに魅せられたのは、もちろん私一人ではありません。

世の中にはもっとアツい人もいます。(笑)

It took me so long to commit to the idea of buying a Zeiss ZM 50mm C Sonnar. And you know what, my only regret was not buying the damned thing sooner.

また「ボケ味」については、至る所でその素晴らしさが確認されています。

このレンズには、独特の描写があります。

それは使ってみるとよくわかります。

そしてその独特さは、現代の高性能レンズの、「素晴らしくよく写る」という趣旨とは、明らかに違った趣旨です。

ゾナーという過去のレンズタイプを現代の技術で蘇らせることの意味

ちなみに、ゾナータイプは一眼レフが一般的になる前のずいぶん昔にも多く存在しました。

今で言えば、いわゆる「オールドレンズ」のくくりです。

しかし、そんな「オールドゾナー」が今回の現代版ゾナーと同じような写りをするかといえば、それは全く違ったものになるはずです。

なぜなら今と昔では、設計手法も違うし、レンズのコーティングも違うし、素材も加工の精度も違うからです。

オールドレンズはやはりオールドレンズで、その写りは、やはりオールドレンズのそれです。

しかしこの現代版ゾナーは、過去のレンズ構成を現代の技術で蘇らせるという、非常に独特なビジョンによって作られています。

「C Sonnar T* 1.5/50 ZM」の頭の「C」について、コシナのページでは以下のように書かれています。

※レンズ名称に付けられた“C”は、往年のコンタックスレンジファインダーカメラ用にラインナップされていた評価の高いクラシックレンズを、Zeiss Ikonカメラに装着可能なZMマウントとして新たに設計したシリーズを意味します。

つまり、クラシックの「C」です。

実際、開放付近では現代のレンズのようにシャープでもないし、周辺光量もかなり落ちます。

そう、まさにクラシックレンズのような写りです。

しかし、絞ればかなりしっかり写ります。

クラシックレンズの弱点を現代の技術でフォローし、「味」「うまみ」を、うまく抽出したレンズ。

それがこの「C Sonnar T* 1.5/50 ZM」と言えるでしょう。

レンズの味と写真の楽しみ

ところで、写真撮影にそんな「レンズの味」は果たして必要でしょうか?

もちろん、なくてもいいですよね。

必ず必要なものでもありません。

実際筆者も、レンズはちゃんと写ってくれるのが一番という考えです。

しかし、このレンズの描写だけは、忘れられない印象を筆者にもたらしました。

なにしろ、一度売ったレンズをまた買い戻してますから。

「大事なことはいつだって~ 別れて初めて気がついた~♪」という大江千里の歌詞を思い出しますよ。(笑)

そして、このレンズで撮りたい絵、このレンズだからこそ撮りたい絵、というのが浮かんでくるのも事実です。

「撮りたい写真」が先に来るのではなく、「レンズの描写」が先に来るのです。

レンズが主で、写真の内容は従です。

そういう意味で、いいレンズ、素晴らしいレンズにはたくさん出会いましたが、「好きなレンズ」と言えるのは、これ1コです。

現代の技術+オールドの味

オールドレンズって、どうしても「ちゃんとしてない部分」が目につきます。

そのレンズにうま味成分があったとしても、ちゃんとしてない部分によってそれが覆い隠されてしまうのです。

結局トータルの印象は、「プアな写り」です。

しかし、そのプアな部分を現代の技術で取り除き、うまくその「うま味」だけを引き出したこのゾナーは、筆者の心にもストレートに響くものになりました。

こういう商品の企画は、売上だけを考えるとなかなか実現しにくいものです。

フォーカスシフトなんてゾナータイプの特性だとしても、今の感覚から言ったらクレームのネタにしかならないっしょ。(笑)

よくまあこんなレンズを作ったな、というのが素直な感想ですが、実際は勝算があったのでしょう。

なにしろ発売から10年以上経った今も、現行機種としてラインナップされています。

つまり、コンスタントに売れているのでしょう。現に自分が買ってるし。

っていうか買い戻し含めて2回買ってるし。(笑)

このレンズには、それでしか手に入らない独自のキャラクターがあり、それが欲しい人の唯一の選択肢として「必然的に売れるポジション」を構築しているのでしょう。

まとめ

えーいろいろ書きましたが、ハッキリいってこのレンズ、オススメはしません。(笑)

なぜならこのレンズの価値は、かなり好みの部分が大きいからです。

このレンズを薦める合理的な理由は「コンパクトである」くらいなもんです。(筆者も最初はその理由で買いました)

薦めるなら「NOKTON 50mm F1.5」のほうを薦めます。あれは非常に優秀なレンズです。

このレンズを使う使わないは結局、「あの描写が好きか嫌いか」に尽きます。

文中で紹介した、「www.35mmc.com」の作者は、好きすぎてライカ純正のレンズを売り払って、ツァイスに鞍替えしたとまで書いてました。(極端だなおいっ!笑)

My name isn't Ken... which in a roundabout way, is why I just sold my Leica 90mm Elmarit-M and had a 90mm Zeiss Sonnar converted to M-mount to replace it.

そんな魔術的な魅力を持ったレンズであることは、筆者もよく理解できます。

しかしその魔術的魅力は、実際に使ってみないことにはわからないから、ジレンマです。

(そんなときはこの記事を読んでみてください↓)

絶対に失敗しないカメラ選び!?そんなものがあるのか!?と思われたかもしれませんが、実はあります。想像だにしなかった方法で。騙されたと思ってのぞいてみてください。本当に騙されるかもしれません。(笑)

「レンズの味」という、定量的に量ることもできない、謎めいたモノサシはしかし、最も強力に人の心を動かすパワーを持っています。

ある人は一度売ったそのレンズをまた買い戻し、ある人は何倍もするライカのレンズを売ってそのレンズに鞍替えします。

傍から見たら暴挙以外の何物でもないクレイジーな行動を起こさせる魔術。

そう、レンズは曲率計算や光線追跡による合理的な成果物であると同時に、ラブロマンス なのです。(笑)

好きが理屈を超える瞬間。

さあ、あなたも目撃せよ。(笑)

「好き」ってのは、なんとも心に響く言葉です。その「心に響く」影響力を写真に応用してみましょう。今回は「好き」を写真に応用する方法について。
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