【写真だけの結婚式】間違いのない業者を選ぶ写真チェック法

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写真だけの結婚式

結婚式のあり方が多様化する現在、写真だけの結婚式を検討するカップルも多いですね。

結婚式や披露宴をするのに比べて手軽である一方、最終的な出来上がりは納品されるまでわからないという難しさがあります。

実際、リピート撮影がない「1回のみの高単価」という形態は、「集客にもっとも力を入れ、実際の撮影は簡単に済ませる」という仕組みにもなりやすいので注意が必要です。

「やってみて初めてわかった」では遅すぎますので、ぜひこの記事で事前によく勉強しておいてください。

photo:Ryan Polei

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”写真だけ”の結婚式。だからこそ事前の業者選びは慎重に

実際の「結婚式」をする場合は、会場、ドレス、お花、料理、演出まで、いろんな要素がたくさん含まれます。

「料理はイマイチだったけど、ドレスがよかった」など、全ては良くないにしても、他の要素でカバーし合えます。

しかし写真だけだと、文字通り「写真だけ」です。写真がダメなら全て終わりです。

実際にやった人の話を聞いたり、写真を見たりすると、「よかった!」という人の割合は半々かそれ以下の印象です。

(ジャンルは違いますが、成人式の記念写真を二度と見たくないと言っている女性が多いのと通じるものがあります)

普段のお買い物のように、「実際の商品」を手にとってよく吟味できるわけではなく、事前に分かるのは漠然としたイメージと他人の見本写真だけです。

しかもその「イメージ」は集客のために、マーケティングのプロがあらゆるテクニックを駆使して作り上げたものです。

写真の素人に、これで当たりを引き当てろ、というほうが、むしろ無理な相談です。

また、撮影後に「なんかイマイチだな」と思っても、とりあえず写ってはいるし、クレームをつけるほどでもないので、悶々としながらもどこか納得がいかないというパターンも多いでしょう。

しかしながら業者も商売でやっているので、これは致し方の無い部分でもあります。

どんなに頑張って写真の内容を良くしても、それでリピートにつながらないなら、その分集客にコストをかけるほうが、一回きりのお客さんには有効だと考えるのは商売としては自然な発想です。

なので消費者としては、「いかに優良な業者を見極めるか」ということが重要になってきます。

”写真だけ”の結婚式。だからこそ写真の内容がすべて

写真だけの結婚式は、文字通り「写真だけ」なので、写真の内容がすべてです。

業者を選ぶ際は、どのような写真を撮っているのかを確認することが第一になります。

まずはHPで見本写真をチェックしてみましょう。

その際重要なのは、実際のお客さんの写真を見ることです。

イメージのためにモデルを使った写真を利用しているページも多々見かけますが、イメージに惑わされてはいけません。

なぜならあなたはモデルではないので同じようには写らないからです。(違います?)

モデルがイイ感じに写るのは当たり前です。肝心なのは、自分達がどう写るかなので、自分達に近い一般のお客さんの写真を参考にする必要があります。(あなたが職業モデルならば話は別ですよw)

さらには一般のお客さんの写真であっても、基本的に良く撮れたものを見本にしているはずですので、そこも考慮に入れる必要があります。

また、そもそも冒頭でも話したように、業者は基本的に集客に最も力を入れています

膨大なコストをかけて、集客のために専用のイメージ写真を作成していることもあります。

その場合、撮影セットやスタッフ、かける手間や時間もお客さんが実際に撮影する本番とは違ってきますので、当然ながら出来上がりも違います。

なので、すごくいい雰囲気の写真だなと思っても、それが実際のお客さんの写真かどうか、つまり自分たちが撮りに行ったときに、同じように撮ってもらえるのかどうかを確認する必要があるのです。

具体的には「実際のお客様の写真」と記載があったり、お客さんの名前やイニシャルが入っていたり「お客様の声」とともに紹介されていれば、そうだと分かります。(まあだいたい見ればすぐわかりますが)

判断がつかない場合はメールや電話で直接店舗に問い合わせてみるといいでしょう。

また、HPに実際のお客さんの写真がなく、モデルを使った見本だけの場合もあります。

それはお客さんの利便性よりも集客のためのイメージを優先しているということなので、その時点で商売に走っている、ということが理解できます。

そういうお店を使うかどうかのご判断はお任せしますが、その場合でも実店舗におもむくなりして、実際のお客さんの写真をチェックすることは必須です。

そしてHPをチェックしたあとは、下見のために実店舗に足を運ぶことになりますが、その際に実際の商品(アルバムや台紙)をよくチェックしましょう。

HP上で見る写真と、実際に商品になったアルバムや台紙を見るのとでは、印象がだいぶ変わりますし、「モノ自体」の質感も結婚式の写真では重要な要素です。

一生に一度の記念写真で、あまりにもチープなものは、これからの二人の人生の門出にふさわしくありません。

ある程度予算を出してしっかりと撮っておいたほうが、結局は後悔がなくて済みます。

具体的な写真のチェックポイント

それでは具体的に写真をチェックする際のポイントを見ていきましょう。

特に結婚式の写真で重視したいのは「きちんとしていること」です。

人生の大切な節目である結婚式の写真が「雑である」ということほど恥ずかしいものはありません。そんなものを一生持ち続けるのは苦痛です。

これはスタジオ撮影だけでなく、雰囲気重視のロケーション撮影でも同じことです。

そして、結婚式の写真といえば、ほとんどが「結婚衣装の写真」と言ってもいいでしょう。

私服の写真ならただのカップル写真です。しかし結婚式の衣装を着て写真を撮れば、どこでどう撮っても結婚式の写真になってしまいます。

つまり「結婚式の衣装を着て撮る写真」これが、「写真だけの結婚式」の全てといっても過言ではありません。

まとめるとチェックポイントは、「結婚式の衣装」を「きちんと写してくれる」かどうか、ということになります。

もちろん他にもいろいろなチェックポイントはありますが、ここでは重要な点に的を絞って、わかりやすく話を進めます。

具体的に写真上でチェックすべきことは、以下の2点です。

  • 衣装がきちんと整えられている
  • 衣装の質感が良く表現されている

「表情」は自己責任ですが、「衣装をきちんと撮る」のはお店の責任です。衣装の撮れ具合によってお店のクオリティを推し量ることができます。

衣装がきちんと整えられているかどうか

特にロケーション撮影では、動きの中で衣装がみだれがちです。

そこをきちんと直して撮影してくれているかどうかをチェックします。

  • ドレスの裾のラインがきれいに円を描いているか
  • 胸元のラインが異様に下がっていないか
  • 付属の小物がきれいに見えているか
  • タイは曲がっていないか
  • ジャケットの身頃はよれていないか…等など

雰囲気だけで写真を見ていると見落としがちな部分ですが、アラ捜しのつもりで衣装だけに着目して見ていきましょう。

良く見てもひっかかるところがなければ合格です。

きちんとキレイに見えているか、見せようとしてくれているかは、お店のスタンスの表れです。よくチェックしてみてください。

それから、ロケーション撮影ではなかなか難しいですが、スタジオ撮影の写真では、新郎のカフス(シャツの袖口)がジャケットの袖口から左右均等に2cm程度出ている、というのはかなり衣装の見え方に気を使っている証拠なので、チェックしてみてください。

衣装の質感が良く表現されているかどうか

衣装の質感は光の当たり方で表現されます。

あまりにもフラットな、影のつかない、一面真っ白な写真だと、のっぺりとして質感がうまく表現されません。

基本的に光の当たっている部分と、陰の部分の「差」によって、2次元の写真平面上に立体感と質感は表現されます。

また、ただ単に「真っ白」な写真は、結婚式の写真として「チープ」な印象にもなりかねません。

ほどよく陰影のある、ドレープのしっかりと表現された写真であるかどうかもチェックポイントです。

まとめ

結婚式の撮影というものは一生に一度が基本なので、慣れているという人はいません。

失敗したくない場合は、とにかくいろんなお店に数多く当たってみると良いでしょう。

写真もたくさん見ていると、比較対象が増えるので、だんだん良し悪しもわかってきます。

また、今回ここでは写真だけを集中して見ましたが、当然「写真だけの結婚式」の要素は、スタジオの雰囲気や、商品の魅力、衣装、ヘアメイク、着付け等、多岐にわたります。

総合的な観点からお店を選ぶことになりますが、今回の記事がお店選びの一助になれば幸いです。

また最後に、実務に携わる現場のスタッフは、写真が好きでこの仕事を始める人がほとんどです。

良い写真のための情熱をもっていますので、「ココ!」っていうお店を見つけたら、あとはスタッフを信頼して、一緒に良いものを作り上げよう!という気持ちで臨むのが成功の秘訣です。