【赤ちゃん写真の撮り方】光を意識するだけで写真は劇的によくなる!

【赤ちゃん写真の撮り方】光を意識するだけで写真は劇的によくなる!

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赤ちゃん

赤ちゃんが生まれたのをきっかけに一眼レフカメラを買うパパママも多いことでしょう。

だけど思ったほどキレイに写らないぞ!?と思ったら、少し「光」のことを意識してみてください。

赤ちゃんは劇的なポーズをとるわけでもなく、ひたすら寝ころんでいるだけなので、絵になるかどうかは、「光」が大きな要素になってきます。

「光」が見えるようになると、写真をコントロールしている感覚が身について、写真を撮ることがもっと楽しくなりますョ。

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写真に限らず自由に書いています。思ったこと、考えたこと、感じたこと。写真はほとんどフィルムとライカと50mmです。ブログのほうではもちょっと専門的なことを書いています。→

目次

光のタイプ

まず、光のタイプとしては、

  • 自然光(太陽の光)
  • 人工光(蛍光灯や電球の光)

に分けられます。

そして、赤ちゃんを描写するのに適した光は、「自然光」になります。

自然光のメリット

「自然光で撮るほうが素敵に写る」とは、よく言われることですが、なぜだかご存知ですか?

まずはそのメリットについてお話しします。

カラーバランスが最適

太陽光というのは、色のバランスがニュートラルなのです。

例えば電球だと赤っぽく写ったり、蛍光灯だと緑っぽく写ったりしますが、そういったアンバランスさがありません。

なので、被写体をナチュラルに見せることができます。

光がよく回る

太陽は世界全体を照らしてくれています。光の「」が豊富なのです。

なので、日陰に入っても、いろんな方向から光がまわってきて、やわらかく撮ることができるのです。

具体的に赤ちゃんの場合だと、「窓辺」が最適な撮影スポットになりますね。

光の方向

次に光の方向について考えてみましょう。被写体に対して、どの方向から光が来ているか、ということです。

赤ちゃんの撮影でオススメなのは、

  • 全方向
  • 半逆光

の二つです。

全方向

これはどういうことかと言うと、反射などで「全体から光が来ている」状態です。「光が回っている」とも言います。

白い壁やレフ板などで、光がはね返ってあっちからもこっちからも光が来ている状態ですね。

きっちりとした影がでない状態、とも言えます。

これはもう、赤ちゃんのふんわりした感じを描写するのに最適です。

赤ちゃん

おうちの中でこの状態のところは、直射日光が入らない窓辺で、なおかつ白い壁のそばです

白い壁がなければ、撮る人が白いシャツを着るだけでもある程度効果を及ぼせます。また、白いシーツや毛布を床に敷いても良いでしょう。

半逆光

半逆光というのは、被写体の奥側から光が来ている状態です。撮る人の正面側に光がある状態、とも言えます。

「半」というのは、光が完全に真後ろだと、被写体が真っ暗になってしまいますので、真後ろから少しズレている、という意味です。

これは赤ちゃんの顔の一部に強い光が入り、ほかの部分が陰になります。光を回した状態に比べて、ぐっとコントラストがついて、赤ちゃんを印象的に描写することができます。

赤ちゃん

おうちの中で撮る場合は、「カメラ→赤ちゃん→窓」という配置になります。カメラから見て、赤ちゃんの奥に光がある状態ですね。

回った光が「愛らしい」なら、こちらは「ドラマチック」です。

人工光の場合

人工光でも、カメラの設定を工夫することで、イイ感じに撮影することができます。

人工光での撮り方もご紹介しておきます。

ホワイトバランスの補正

蛍光灯やタングステン(電球)の場合、緑や赤に色が転ぶので、まずホワイトバランスの補正が必要です。

カメラの設定「オート」でキレイに撮れなかった場合は、「蛍光灯」や「電球」を選んでみましょう。

ホワイトバランス

露出の補正

赤ちゃんの場合は「とにかく明るく」が基本です。

カメラの露出補正を「+」に、画像が白トビしない程度に明るくしましょう。

赤ちゃん

人工光の場合は、光が「点光源」(発光面が小さい)なので、自然光のフワっと全面に回ったやわらかさに比べて「かたい」印象はありますが、そこはカメラの操作でカバーしましょう。

まとめ

今回は赤ちゃん写真と光の関係について見てきましたが、光の「タイプ」と「方向」を意識するだけで、写真の内容は劇的に変わります。

「愛らしく」撮りたいのか、「ドラマチック」に撮りたいのか。意図に沿って光をコントロールできるようになれば、グッと撮影の楽しさも増します。

「楽しく」「かわいく」「キレイに」

素敵な赤ちゃんの写真をたくさん残して下さい!

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